秋田総合車両センターで改造工事が行われていた、211系(元田町車N1編成)の転用工事が終了し、秋田総合車両センターから長野総合車両センターへ配給輸送が行われました。長野側は、EF64-1031が牽引しました。信州帯をまとった211系が機関車によって配給されるのは今回が初めてとなりました。
編成は、EF64-1031+クハ211-1+モハ211-1+モハ210-1+モハ211-2+モハ210-2+クハ210-1で、配給輸送の時点では211系の方は特に改番等はありませんでした。
車内も、セミクロスシートのままです。乗降用のドアボタンについては、車両の前後には取り付けてありますが中央のドアには付いていません。ただ、準備工事らしき痕跡がありますので、長野で追加工事を行うのか注目されます。
長野総合車両センターへ向かう211系(元田町車N1編成)(黒姫-古間)
上画像の広角ですが、黒姫山は薄らと見えました(黒姫-古間)
今回、配給された6両の車体標記です
見難いですが、右端のドアにはドア開閉ボタンがありますが、左端の中央のドアにはありません。(準備工事らしき跡は見えます)
牟礼-豊野にて
豊野-三才にて
後打ちです。(豊野-三才)
いつ頃から営業運転に入るのか注目ですね。
<追加>スカート形状について
今回出場した、211系(元田町車N1編成)ですが、6連貫通編成で他編成との連結等は考慮されていないのか、他に理由があるのか電連が付いていません。そのためか、スカートの形状も少し変わっていて、電連の取り付けを考慮していないデザインになっています。
左:211系3000番台A23編成(N312編成)のスカート
右:211系N1編成(新編成番号不明)のスカート
電連の取り付けを考慮していないデザインになっています。と書きましたが、よく見るとボルト止めしてある個所があり、パーツの取り換え等で電連を付けようと思えば付けられそうですね。