ガタゴト日誌

長野でボチボチ鉄道写真撮ってます

ありがとう・さようなら屋代線ファイナルツアー

 屋代線上り(屋代→須坂)を、定期最終列車に続いて走る、まさに最後の臨時列車という触れ込みで発売された「ありがとう・さようなら屋代線ファイナルツアー」に参加して来ました。同時に、このツアーの運行を以て2000系D編成は引退となり、2000系電車に乗車できる最後の列車となり、ダブルのさよなら運転となりました。
 
 このため料金は高めの1万円と設定されましたが、数日で全席が完売となりました。
 
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まずは、最後の出区前の2000系D編成。静かな時間が流れました・・・。
 
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須坂駅5番線に入線すると大騒ぎの大混雑
 
 そして、屋代へ向けて発車。この後に、松代行が続くので最終ではありません。列車は、最後の屋代線の夜を進み松代に到着。ここで、屋代発須坂行の最終と交換となります。
 
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屋代発須坂行最終
 
 松代を出ると、この列車が実質的な最終列車となります。最終が出た後も、各駅では大勢の方が見送ってくれました。そして屋代に到着。
 
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 屋代駅に停車中の2000系D編成
 
 長野電鉄屋代駅は、この列車が出ると営業を終了となります。最後の夜の時間は、設定された時間以上にゆっくりと流れます。
 そして屋代駅を須坂へ向けて発車。もう、長野電鉄の列車で屋代へは来る事が出来ません。列車は淡々と進み、松代で先行の定期最終が遅れているためしばらく停車して綿内駅へ。
 
 綿内駅では、まさかの光景が・・・
 
 3500系に牽引された2000系A編成の回送と交換となりました。
 
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3500系に牽引される2000系A編成
 
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どうやら信濃川田へ輸送されるようです。
 
 まさに夢みたいな光景で、A編成は3500系に牽引されていますが、深夜の綿内駅で2000系同士の最後の交換が実現しました。これには車内も大騒ぎです。
 
 交換終了後は、順調に進み終点の須坂に到着しました。
 
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須坂に到着
 
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社員の方による引退セレモニーがありました
 
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室内灯が消えてパンタグラフも降ろされ、屋代線・2000系電車双方の長い歴史に幕が下ろされました。
 
 ※詳細は、後日乗車記にまとめる予定です