12月23日に新宿駅から長野駅まで回送され長野総合車両センタ-に入区した、E351系S2編成+S22編成が留置線から工場線を経由して廃車置場に移動しました。現在は、12両一気の移動はできないようでS2編成とS22編成別々に移動となりました。1993年12月から営業運転を始めたE351系もついに廃車が出ることになりました。
まずは、E351系S22編成が留置線から出てきました。こちらは、何と先頭は「スーパーあずさ1号」の表示で有終の美を飾りました。まさか、最後の最後で「スーパーあずさ1号」の表示で工場線へ移動するとは・・・。
「スーパーあずさ」表示
続いて「スーパーあずさ1号」表示
一旦停止
4両の位置まで進みます
クハE351-1202を先頭に工場線へ
最後の自走で進みます
暫く工場線の奥で待機
クハE351-1102+モハE351-1003+モハE350-1003のみ移動して工場へ
工場線で留守番のクハE351-1202
中間車を工場に残しクハE351-1102だけ引いて戻ります
クハE351-1102+クハE351-1202で移動します
廃車置場に押し込まれます
この場所で落ち着きます
14時42分頃の廃車置場の様子
すぐさま、LEDヘッドマーク・ライトが外されました。(トラックも待機中)
続いてクハE351-1102の前を通りE351系S2編成が通過
一旦停止
8両の位置まで進みます
クハE351-1002先頭で工場線へ(マークは「回送」)
工場線へ
E351系S2編成が最後の自走で工場へ
工場の奥でしばらく待機
スイッチャーが移動の準備に
クハE351-1302のみ工場内へ
残り7両は工場線で留守番
S2編成の残り7両を引いて出てきます
一旦、試運転線へ出ます
キハ110(141D出区)が見送ります
始めに奥の4両を廃車置場に押し込みます
(サロE351-1002+モハE351-1002+モハE350-1002+クハE351-1002)
手前3両を引き出します
(モハE351-1004+モハE350-1004+サハE351-1002)
隣の線へ
これにて入換作業は終了
左:クハE351-1102・中:モハE350-1004・右:サロE351-1002
全てが終わった16:25頃の廃車置場の様子
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余談ですが、私が1994年3月に「新型」あずさ9号として初めて乗ったE351系がS2編成+S22編成でした。当時は、外観のデザインもさることながら「表皮一体成形」の座席も目新しく感じました。この編成とは縁があったようで、撮影や乗車する機会もありました。(量産編成登場後は、量産編成になかなか出会えずイライラもしましたが・・・。)
※上の画像3枚は1994年3月撮影
また、先日(12月23日)には前日(12月22日)の特急スーパーあずさ36号で役目を終えて新宿から回送されてきたS2編成+S22編成を長野駅で撮影することもできました。そして今日、何かの縁なのか最後の自走を目にすることができました。ありがとう、さようならE351系S2編成+S22編成。