ガタゴト日誌

長野でボチボチ鉄道写真撮ってます

急行きたぐに号の思い出

 30代も後半になると、正月を過ぎる度にいろいろ仕事が追加されて、今日も長総周辺で見てみましたが、思っていた動きはありませんでした。(ただ、チラリと見えたあれは本当にプレス通りの姿でした。少し、水色(スカイブルーが画像より濃いかな))
 
 更新間隔調整のため、今日は急行きたぐに号の思い出でも。「土日きっぷ」を片手に南東北へ旅に出た。紅葉シーズンもあり宿の確保はほぼ無理と言う事で、当時の「土日きっぷ」は新幹線の自由席も乗り放題と言う事で山形から上野へ戻り夜行急行能登号で直江津へ。
 直江津から急行きたぐに号に乗車しました。583系9両で座席の自由席が4両連結されていた定期列車の時代です。直江津から座れるかな?と心配でしたが、北越急行線の快速越後湯沢行(上越新幹線東京行接続)に乗り換えの大量下車がありボックス席に一人で座ることが出来ました。11月でしたので発車の時点でも、夜明けまでもう少しと言う感じで薄らと明るくなった直江津を出発。乗客は少なく車内もまだ静かです。列車は淡々と進み、急に車窓が明るくなり広大な日本海が車窓から見えました。
 
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 普段、海とは無縁の長野で暮らしていると海が見えるとついつい見入ってしまします。そんなときに、座席状態の583系の座席と合わせて撮影した朝の日本海の車窓。この時のことは、忘れることはないでしょう。もう、583系急行きたぐに号から日本海を見るチャンスは無いかと思います。やはり、乗れる時に撮れる時に撮るのが正解のようです。
 
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 結局、急行きたぐに号は直江津→長岡の短距離乗車でしたが、乗車した距離以上に良い思い出が出来たと思い、今でも時々画像を見ながら当時の旅を思いだします。撮影(乗車)したのは2006年11月5日です。今にして思えば、まだ仕事でも大した責任ある仕事ではなかったものの経済力はある程度ありましたので、この年齢前後が遠征を繰り返していたピークだったのかもしれません。列車も人生も、いつまでも良い時は続かないようです。