ちょうど15年前の今頃、特急あさま号最後の月となった9月の土曜休日に運転された臨時特急で、特急あさま号では最初で最後の横浜まで直通運転された列車です。
列車名も、「あさま」ではなく「マリンシティーあさま」と区別され専用のヘッドマークもシール式ながら準備されました。横幕は、「あさま・横浜」のコマが最後の最後で正式使用されてこちらも話題になりました。 運転経路は、山手貨物線(湘南新宿ライン)経由で運転されました。
列車名も、「あさま」ではなく「マリンシティーあさま」と区別され専用のヘッドマークもシール式ながら準備されました。横幕は、「あさま・横浜」のコマが最後の最後で正式使用されてこちらも話題になりました。 運転経路は、山手貨物線(湘南新宿ライン)経由で運転されました。
この列車の指定席券は、買えたには買えたのですが座席は通路側でした。もう、在来線特急あさま号の運転終了も間際ですので軽井沢-大宮・新宿が満席状態でした。もう背に腹はかえられません。グリーン車を選択しました。グリーン車なら通しで窓側にも余裕がありました。
今でこそ湘南新宿ラインで大宮から横浜まで直通は当たり前ですが、当時は大宮から山手貨物線を経由して新宿を抜けて横浜までは珍しい運転経路でした。長野からグリーン車に揺られて豪勢な旅立ち。特急あさま号のグリーン車はこれが乗り納めとなりました。軽井沢から碓氷峠を越えて、横川からはグリーン車も満席になる盛況ぶりです。各駅では、「新宿経由の横浜行き上野には参りません」と繰り返し放送しています。高崎を過ぎて、大宮からいよいよ上野へ行かない「あさま」の旅が始まります。実は、新宿行の「あさま」の設定は、過去に臨時であったのですが、乗る機会はありませんでした。
残念だったのは、もう日暮れも早く夜景しか見ることはできませんでした。でも、長野から乗り換えなしで新宿を経て横浜へ行くことができたのは貴重な体験でした。
翌日は、マリンシティーあさま号の横浜→大宮で乗車しました。明るい時間に山手貨物線を走る189系あさま号を体験したい為です。ただ、指定席は、新宿から売り切れで自由席利用となりました。朝の山手貨物線を走る189系は貴重です。特急あさま号が都心を縦断するのは、9月に運転されたこの列車が最初で最後となりました。新宿からは指定は混みましたが、自由席は空いていました。大宮から先は、通常の特急あさま号と変わらないので大宮で下車して、折り返しの特急あさま4号で上野へ向かいました。